おもむろに日記をつけます
有島は学校では倫理と英語とを受持ったが、彼の講ずる倫理は型にはまった、干乾びたような倫理ではなく、自分の学生時代における思想上の苦悶の体験だの、時には青年期における Onanie に就いての苦しい告白などもやるといった風で、生徒たちは深い感激を以て聴講したらしい。―木原直彦『北海道文学史 明治編』(北海道新聞社、昭和50年)
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